ダイエット中に会社の飲み会や友達との予定。
『ダイエット中なので…』なんて言いにくいですよね。
しかし、お酒が太ると言われている原因を抑えれば上手に付き合うことができます。
※この記事はアルコール摂取を進めるものではありません。
それでは、お酒のカロリーランキング、お酒が太ると言われる理由、お酒の選び方、ダイエット中におすすめのおつまみを紹介します。
アルコールは太らない!?
まずは、アルコールは太らないのか、説明していきます。
アルコールは1gあたり7kcalあります。
ちなみに、糖質・たんぱく質は1gあたり5kcal、脂質は9kcalです。
脂質ほどは無いものの、糖質やたんぱく質よりもカロリーが高いのです。
しかし、アルコールのエネルギーは消費されやすい特徴があります。
そのため体に蓄積されにくく、『エンプティカロリー』と呼ばれています。
ではどうしてお酒が太ると言われているのでしょうか。
お酒が太ると言われてる訳とは
お酒が太ると言われているのにはいくつかの理由があります。
- アルコールのカロリー
- アルコールの食欲増進作用
- 塩分の高いおつまみや揚げ物の摂取
それぞれ見ていきましょう。
アルコールのカロリー
1つ目はお酒自体のカロリーの高さです。
先ほど『エンプティカロリー』と説明しました。
しかし、過剰にとれば蓄積されていきます。
また、エンプティカロリーと言われているのはアルコールのカロリーであり、お酒に含まれる糖質を忘れてはいけません。
ビールやワイン、日本酒などは穀物や果実から出来ているため糖質が含まれるのです。
アルコールの食欲増進作用
2つ目はアルコールの食欲増進作用にあります。
アルコールは胃や小腸から吸収されるため、胃腸の働きが活発になり、食欲増進につながるのです。
お酒を飲むと食欲が爆発するなんて言う人がいますが、これはアルコールの吸収の仕方が原因だったのです。
塩分の高いおつまみや揚げ物の摂取
3つ目はお酒と一緒に食べるおつまみが原因です。
お酒を飲んでいるとついついおつまみに手を伸ばしてしまいますよね。
飲みの場で多い揚げ物はもちろん、塩分の高いおつまみも原因の一つです。
しょっぱいものを食べたらお酒を飲みたくなりますよね。
お酒を飲む➡つまみを食べる➡喉が渇く➡お酒を飲む
このループで太ってしまうのです。
これらの太る原因が分かったところで、次はお酒の選び方を紹介します。
ダイエット中の酒の選び方
お酒はどのように選べばよいでしょうか。
選ぶポイントは以下の2点です。
- お酒のカロリーが低いものを選ぶ。
- 割りもの、飲料のカロリーが低いものを選ぶ。
お酒のカロリーが低いものを選ぶ
お酒自体のカロリーが低いものを選びましょう。
先ほど説明した通り純アルコールは1gあたり7kcalです。
しかし、アルコール分以外に糖質を含むお酒もあります。
以下は100mlあたりの栄養価と1回あたりのおおよそのお酒の摂取量です。
お酒の種類 (100mlあたり) | エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 1回あたりの お酒の量 |
---|---|---|---|---|---|
ビール | 39kcaL | 0g | 0g | 0g | 350ml/缶 |
焼酎 | 144~203kcal | 0g | 0g | 0g | 30∼50ml/杯 |
ウイスキー | 234kcal | 0g | 0g | 0g | 30∼40ml/杯 |
赤ワイン | 68kcal | 0.2g | 0g | 1.5g | 125ml/杯 |
白ワイン | 75kcal | 0.1g | 0g | 2.0g | 125ml/杯 |
吟醸酒 | 103kcal | 0.3g | 0g | 3.6g | 180ml/1合 |
純米吟醸酒 | 102kcal | 0.4g | 0g | 4.1g | 180ml/1合 |
ジン | 280kcal | 0g | 0g | 0g | 30~45ml/杯 |
ウォッカ | 237kcal | 0g | 0g | 0g | 30∼45ml/杯 |
一見ビールのカロリーが低く見えますが、350mlの缶を飲む場合、39kcal×3.5=137kcalとなります。
ウイスキーは234kcalと高カロリーに見えます。
しかし、脂質も炭水化物も含まれていないためアルコールのカロリーであることが分かります。
ウイスキーはどの飲み方でも1杯あたりのウイスキー量が30~40ml程度なので70~94kcalとなります。
このように考えると、焼酎やウイスキー、ジンやウォッカが低カロリーと言えます。
これらはすべて『蒸留酒』と呼ばれるお酒です。
蒸留酒についてここでは詳しく説明しませんが、蒸留酒を選ぶと良いと覚えておきましょう。
割りもの、飲料のカロリーが低いものを選ぶ
ウイスキーや焼酎が低カロリーということが分かりましたね。
さらに、ハイボールはウイスキーを炭酸水で割るだけなので、割り物の方にカロリーはありません。
ウイスキーのカロリーのみということです。
しかし、普段サワー・チューハイしか飲まない方は注意が必要です。
サワーは焼酎だからカロリーが低いですが、甘いサワーには砂糖がたくさん使われています。
レモンサワーなら甘いサワーより、生絞りサワーを。
オレンジ割りよりはお茶割りを。
また、ダイエット中にカクテルはおすすめできませんが、カクテルしか飲めないのであれば、ソーダ割りやウーロン割を。
お酒の付き合いを断れない時はこのように工夫しましょう。
アルコール飲料のカロリーランキング
お酒の選び方が分かったところで、お酒のカロリーランキングを見ていきましょう。
今回は一般的によく居酒屋で置いている以下のお酒からTOP5を紹介します。
ラインナップはこちらです。
- ビール
- レモンサワー(加糖)
- ハイボール
- ウーロンハイ
- 赤ワイン
- 白ワイン
- 日本酒
- カシスオレンジ
- ジントニック
それではTOP5を見ていきましょう。
1位:カシスオレンジ
2位:レモンサワー(加糖)
3位:日本酒
4位:ビール
5位:白ワイン
いかがでしょうか。
普段飲んでいるお酒は何位でしたか?
この5つのお酒はカロリー自体は大きく変わりませんが糖質を含む物の方が太りやすいと言えます。
次にダイエット中のおつまみについて紹介します。
ダイエット中におすすめのおつまみは?
お酒が太るといわれる理由の一つであるおつまみ。
どんなものを選べば良いでしょうか。
おすすめはこちら。
- 枝豆
- よだれ鶏
- 出汁巻き卵
- 冷ややっこ
- キムチ
このように野菜やたんぱく質を含むものを選びましょう。
もちろん、飲み会では唐揚げやポテトフライなどの揚げ物も並ぶかもしれません。
揚げ物の前にこれらを食べて、お腹を膨らませましょう。
まとめ
今回は、お酒の太る原因、ダイエット中のお酒の選び方、ダイエット中におすすめのおつまみ、お酒のカロリーランキングを紹介してきました。
ダイエットに成功しないことを、人付き合いを言い訳にしたくありませんよね。
工夫次第でダイエットも人付き合いも必ず両立出来ます。
今回紹介したポイントをぜひ覚えて、飲み会に挑みましょう。